パーカーは卒業

 

自分の春物計画もまだだというのに、長女から春物の服がほしいと催促されています。

 4月から中3になる娘。最近彼女が着たい服と私が着ている服との差がなくなりつつあ

 ります。今しか着れないフリフリとか、ポップな服を着ればいいのにと思いますが

 友達とかぶりたくないだとか、如何せん親に似て地味好み。私が持っている服を

 うらやましがり、中には娘のサイズにぴったりなものもあったりします。

 そして私が着るよりもかっこいい。娘の成長は嬉しい反面、女としては複雑です。

  娘と服を共有しているという話は周りから良く聞きますが私はそれができません。

 サイズが一緒だから、経済的だからなどなどメリットはあるのでしょうが、やっぱり

 そこは大人とティーンの境目はある程度はわけておきたいところです。

 

 先日2、3年着ないままになっていたドレステリアのパーカーがあったので

 ちょうど羽織り物が欲しいと言ってきた娘に譲ることにしました。

 私がパーカーを着なくなった理由。

 それはある日会社のエレベーターで乗り合わせた大学生のアルバイトさんが、そのとき

 私が着ていたパーカー+ボーイフレンドデニム+スニーカーという出で立ちと丸かぶり

 だったことに気づいた瞬間、心の声でマズい、と自分に突っ込みを入れてました。

 気にしない人は全く気にしないところだと思います。でも感じてしまった違和感はもう

 拭えません。それ以来タンスの肥やしになっていました。

 

ドレステリアとはいえパーカーはパーカー。ブランドだろうが素材やカッティングがよ

 かろうが所詮スエット。雑誌でたまにパーカーをおしゃれに着こなすコーディネートな

 どが紹介されていますが、さらりと羽織ってなんぼのパーカーをあんなに頑張って着る

 のもなんだかな・・・と思った時点でもう私には必要ないアイテムだということを

 実感してしまいました。そんなわけでパーカーは一旦卒業です。

 おばあちゃんになったら逆に若々しく着られるアイテムかなとも思ったりしてます。